るあしーです。

るあるあめっくの備忘録。

台湾旅行記

るあしーです。

3/15~3/19で台北に行ってきました。

旅行記を書きます。

時間が無いので途中まで。漸次更新。

[3/27追記:画像含め、とりあえず終了。] 

結構穴埋め式で書いているので、文末が一致していないけれども、許してにゃん。

 

 

メモ

一人旅です。一人で海外に行くのは初めてですね。家族で、ないし研修で、というのはありましたが。

インターネットは使えません。必要ありません。ホテルとMRTのFree Wifiのみです。過去の人間はインターネットを持っていませんでした。それに比べれば、ね?

3/15(金)

 成田へ向かう。

電車を乗り継ぎ、1300円くらいで到着。遠い。

iPhone8では使えないタイプの有線イヤホンは持っていたので、それのアダプタを購入することに。1080円の出費。

本当は腰回りがゴム紐のセキュリティポーチが欲しかったのですが、売っていませんでした。一年ほど前に300円で買った安物のポーチが、それからの相棒となりました。

お昼ご飯は空港にて鮭親子丼と蕎麦。

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これで1140円なので、悪くない金額。願わくば鮭が刺身なら…

国際線ロビーに早めについた人は、中央部にあるスペースに行くと良いと思います。ふかふかの椅子、テレビ、コンセント、全てが快適です。

 

いざ出発。

機内食は結構おいしかったです。

ハーゲンダッツも出してくれました。

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ボーイング737の事故があったので不安になり、こんなこと言っていましたが、無事到着。

 

入国審査の前に両替を済ませてしまいました。時間が少し遅かったので、外の両替所が開いているか不安だった、というのが理由です。

ちなみに両替について、日本でするよりも現地でする方が圧倒的にお得でした。僕の時は、1台湾ドルあたり、日本だと最善でも4.07円だったのに対し、台湾では3.673円でした。

 

僕の持っているるるぶは諸事情あり2016年版です。この時にはまだ桃園空港からのMRTが通っていなかったんですが、確か2016年の秋ごろに開通したので、とても楽に台北駅と行き来ができました。

乗る前にカードを購入です。本当は5日間乗り放題パスが欲しかったのに、券売り場のおばちゃんに言ったら良く分からない顔をされ、代わりに悠遊カードを買わされました。まあいいや。

車内では、警備員さんが威圧感を放ちながら立っています。MRT内では、あらゆる飲食が——たとえ水であろうと——禁止です。1万円くらい罰金を取られます。きっと観光客を見張っていたんでしょう。僕は怖かったので、サイドポケットに入れていた水を中にしまいました。

車内はWifiが通っています。ここで一息つけました。

もう夜なので、外の景色はあまり見れませんでしたが、都心部に行くにつれ綺麗な夜景が見れたので満足です。

 

台北駅に着いたのち、先述の乗り放題券を購入。少し損した気もするけれども、まあいいや。

予定では夜市に行くはずでしたが、初日で慣れないうえ、もう遅いため断念。台北駅で夕食をとろうと思いましたが、空港行きの駅と市内MRTの駅は別のものらしく、遠かったので断念。台北地下街の存在を思い出しましたが、既にシャッター街なので断念。結局ホテル近くのコンビニで麺を買いました。

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ところで台湾の飲酒可能年齢は18歳です。

僕は19歳なので、台湾ビールを購入しました。30元くらい。

飲んでみましたが、どうにも口に合わない。渋い。まずい。世の中の人間がこの飲み物を嬉々として飲んでいることに衝撃。味覚腐ってんじゃねぇの?

おつまみとかがあればよいのかもしれないけれども、買いに行く時間もなかったので断念。明日の支度をして、早々に寝ることに。

3/16(土)

ホテルで朝食。

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実はこの日のルートはかなり悩んだんだけれども、結果的にはとても良かったです。初日補正を抜きにしても、この日が一番楽しめた気がする。

 

朝市

鶏が何匹も吊り下げられ、野菜、魚、服、あらゆるものが並ぶ狭い通りに、どうしても気分は高揚する。満腹なのと、衛生面が不安なのとで、なにも買わなかったけど、現地の暮らしの一端を覗けた気がして、大満足です。あと、ブラジャー屋さんが多かった気がする。大きいサイズの。

 

龍山寺

やはり中華圏、建物が大きく、派手です。しかしそんな中にも、細かいところまで装飾が施されており、ため息がでるほどでした。僕は建築などは詳しくありませんが…

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中に入ると、大勢の人。片言の日本語を話すおじさんに作法を教えてもらい、参拝しました。

そんな人がいることからも分かるように、このお寺は観光客がとても多いです。体感では7割くらい。ただし、「観光地」にはなっていない印象を受けました。

というのも、(こう言っては怒られるかもしれませんが)信心深い人が多かったからです。真剣な表情で線香を掲げる人、経典を読む人、跪いて祈りを奉げる人、とにかく真剣にお参りをする人たちの姿に、ここが観光客をもてなすための「観光地」ではない、現地の生活に入り込んだ、彼等の場所なのだ、と。

 

華西街観光夜市下見

17日の夜に行く予定だったのですが、治安が悪いという評判を受け、先に下見に行くことにしました。

地面の様子は、朝7時の渋谷センター街のよう。まだ朝だからか、人はまばらです。

小さなゲームセンターがありましたが、置いてあるゲーム筐体は日本語です。テトリスなどが遊べました。BANA PASSPORTをかざすところがそのまま残っていたりして、いかにも中古品を持ってきたんだなぁってのが分かります。

なお、ここに限らず、あちらのゲームセンターには多くの日本製ゲーム筐体がありました。maimaiとかjubeatとか太鼓の達人とか。

横道を覗くと、 「中文的DVD」なる看板を見つけました(本当は若干違うが、覚えていない)。中国語に翻訳された映画とか売ってるのかな、それともいわゆる海賊版DVDかな、コマンドーとかないかな、と思って近づいてみたら、えちえちビデオたちでした。日本の。それも大量。少し見ていたら近くのおばさんに路地裏の店への勧誘を受けたので、全力で断って逃げ去りました。思えばこの時が一番危なかったと思う。

 

台湾大学

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とても広いです。道路のわきには南国風の樹がずらりと並んでいて、とてもよい光景でした。

ちょうどこの日は、サークルや研究のexhibitionが行われていたので、学生、高校生、観光客、多くの人で賑わっていました。この存在は知らず、偶然訪れる形にはなりましたが、何も開かれていない状況よりかは楽しめたんじゃないでしょうか。ラッキー。

一通り見ていく中に、気になるサークルがありました。物理奥林匹克同学会。どうやら物理に関係する会らしいので、様子を見に行くことに。

テントには物理の本とかが置いてありました。めっちゃ中国語で捲し立てられましたが、"Sorry, I can't speak Chinese."というと、顔を見合わせ残念そうな顔。きっと"YOU talk in English!"とか押し付けあっていたんでしょう。

話を聞いていると、どうやら彼らは物理オリンピックIPhOのメンバーだったそう。言われてみれば、「奥林匹克」、確かにオリンピックですね。とりあえず僕は東京大学から来ました、みたいなことを伝えた後、"Do you know Watanabe?"と聞くと、"Oh, yeah, I was in that competition, too."みたいに答えてくれて、うおおー、と盛り上がりました。(勝手に話題に出してごめんなさい)

予定外の学園祭、思わぬところに繋がり。一人旅だと柔軟に予定を変更してこういう出会いを見出せるので、そういうところが一つの魅力だなぁと再発見しました。

 

 極品軒(昼食)

東大で中国語を選択した人なら、 「我要一个东坡肉」という言葉の響きに親しみを、それどころか懐かしさすらも感じるはず。基础汉语第四课、田中と李兰が中華レストランで会話をしている場面、へんはおちーと勧められた东坡肉を田中が注文する——。何度もCDで聞いたこのフレーズを言いたい、中国語の通じる快感を味わいたい、そんな心持で、向かうは西门から徒歩10分、極品軒。

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外観も中身も、なかなか高級そうなレストラン。GAPのパーカーとチノパンという、ラフの権化のような服装で行ったのを大変後悔しました。

メニューが無かったので中国語で(!)聞き、無事貰えました。

メニューを見るとそこには「烤方(小)」の文字。

ん?おかしい。

英語では"Dong-po Pork"。間違いない、这就是东坡肉。なのに何故。烤方。「何度もCDで聞いたこのフレーズを言いたい、中国語の通じる快感を味わいたい、そんな心持で」来た僕の心境を、友よ、察してくれ。

お茶を飲む。落ち着いた。烤方は読める。北京烤鸭の烤に、あちこちに出てくる方。大丈夫、伝わる。頭の中で発音する。うぉーやおいーがかおふぁん(しゃーお)。繰り返す。大丈夫。最後にもう一回。よし。呼ぶ。来る。もう一回。落ち着け。うぉーやお。いーが。かおふぁん。しゃーお。

通じた。中国語万歳。基础汉语万歳。

一緒にしゃおろんばおも頼んだ。

 

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美味しい。

驚くべき柔らかさ。本当に美味しい。

烤方だろうが东坡肉だろうが関係ない。重要なのは味。うぇいだお。めっちゃ美味しい。へんはおちー。はおはおちー。へんめいうぇい。

終わった今でも、あの肉の柔らかさ、一緒に付いてきた饅頭のようなものとの相性は、一番だったと思っています。

値段は知らない。食事の中ではこれが最も高かった。NTD$500くらい。

 

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小籠包は、はふはふ、あちち、うまうま。ただ、たれの味があまり好きではなかった。あと、10個もあったので、途中できつくなってしまった。

ただ総合としては大変満足でした。極品軒、ぜひ。少しよい服装で、少し多くのお金を握って、行ってみてください。

 

 西門町

台北の原宿と呼ばれる街。とても人が多い。

飲食店と、衣料店と、サブカルチャーに満ちており、とても楽しい雰囲気です。

いろいろ漫画とか売ってる店あったので、 寄ってみました。日本語そのままの漫画、翻訳本、雑誌、えっちな本、様々。日本語版と中国語版、タイトルを見比べるのも楽しいです。

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少し歩くと、極度乾燥(しなさい)を見つけました。本当にあるんだなぁ、と感心して、試しに入ってみましたが、安そうなTシャツでもNTD2000くらいしたので諦めました。ちなみにこの店、様々な場所に展開していて、17日に寄った新光三越、あと何か所かでも見かけました。この店含め、思ったことを最後の章に書いてみました。

マンゴーチャチャもありました。寄っておけばよかった、と少し後悔しましたが、まああとで他のお店にも行ったので、今は大丈夫です。

あと、西門町のキャラクターが可愛い。可愛すぎる。好き。

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アニメイト

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西門町を通り抜けた先に、アニメイトがあります。あるらしいです。僕はうろうろしていたら迷子になって、たどり着きはしたものの地理は全く把握できませんでした。

中にはいろいろありました。結構探して、何冊か買いました。定価より安かった気がしますが、なんでかは分かりません。大体漫画一冊がNTD$100~$150くらい。

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台北駅・地下街

アニメイトから、歩いて台北地下街に向かいました。とっとと入る予定だったのですが、台北駅が良さげな建物だったので、そちらを眺めてから行くことにしました。

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なんで台北駅はあんなに大きいんですかね。空港行きを除いて、通っている路線は2つしかないはずなのに。なにか元からあった建物を使っているのか、それともこれは中華圏の宿命なのか。

真ん中のホールには結構な人数が床に座り込んでいました。トランプをしたり、ご飯を食べたり、カップルで話したり。なかなか日本では見ない光景(そもそも日本には広いスペースが少ない)ですが、生活感って感じが出ていて僕は好きです。

地下街、Y13~Y19あたりが所謂「オタク街」とのことだったので、そちらに向かうことにしました。Y13側から入ったのですが、XBOXPlayStationなどが売っている店から始まり、同人ショップ、プラモデル、ゲームセンター、とても楽しい場所です。せっかくだからと同人ショップのR18も入ろうか悩んだのですが、警告文が中国語で何も分からなかったうえ、布の仕切り+αでしっかり区切られていたので、少し怖くて入りませんでした。結局全年齢向けの漫画を購入するにとどめました。

服を売っている店も目立ちました。驚くほど安い。一着300円ほどの服に始まり、靴下5足300円など、大変お安いです。僕は怖くて買いませんでしたが。次行くときにはこういうところで服を現地調達するのも楽しいかもしれませんね。

 

ぼったくり(?)

地下街を抜けてRedLineに乗ろうとホームを探すと、声をかけられました。

"Are you Japanese?"みたいな声かけ。ここでYesと答えたのが多分間違いだったんだと思う。

堪能な英語で捲し立ててきます。曰く、子供たちが学校で勉強できるよう支援として彼らが作ったこのポーチを買ってくれ。199元。No Money, No Education. No Money, No Education. 特に最後の言葉を何度も繰り返してきます。

間違いなく観光客を対象にしたぼったくりでしょう。しかしまあここで断るのも気分が悪い。値段を再度確認し、結局200元払いました。このころはまだ金銭感覚が付いていなかったのですが、冷静に考えると800円近くって相当高いんですよね。

そんなわけでポーチを購入しました。結構ふわふわしていて触り心地は良かったです。ただ僕は疑り深いのであのポーチはホテルに置いてきました。中に麻薬とかGPSとか仕込んであったらたまったものではありません。別にお金は渡したからいいよね。

 

そんなわけで、800円ぼったくられたよ、というお話。

観光に来ている日本人は狙い目なのでしょう。話には聞いていましたが、まさかこんなにも早く出会うとは思っていませんでした。痛い出費ですが、これだけの出費で警戒心を買えたと考えると安いものです。そう思っておきます。現実逃避。

 

東門・永康街

色々なお店が並んでいる永康街。散歩がてら、適当に買うことにしました。

すると見えてきたのは思慕昔。マンゴーかき氷です。僕はパニクると英語が絶望的に下手になるので、hereとto goをまちがえました。そんなわけで持ち帰りのお荷物を抱え、どこか良いところを探すと、ちょうど近くに公園がありました。近くでライブをしていた、変なアイドルグループをBGMに。

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旨い。衝撃。自宅で作るかき氷とはわけが違う。本当に美味しい。ぜひ。

 

九份・十分ツアー

一人旅で現地ツアーを頼むの、とても悩んだんですよ。一人旅のメリットを完全に潰してしまうので。ただ、九份・十分は結構距離が離れているうえ、電車も少ないので、そこにバスで短時間で行けるというメリットとを天秤にかけた結果、ツアーを取りました。

お土産店に集合。本当に人が多い。若干嫌になった。時間がかかりそうだったので、本を読んで時間を潰すことに。

 これは重要な情報なんですが、旅行に行く際には日本語の本を持っていきましょう。どれだけ荷物を少なくしようと、小説は必ず持っていくのです。今回僕は、角川文庫様の芥川龍之介或阿呆の一生侏儒の言葉」を文字通り常に持参していました。他にも何冊か持って行ったのですが、結局読みませんでしたね…

やっと呼ばれて、バスに乗車。どうやら一人の参加客は僕だけだったようです。満席だったので、親と一緒に来ていると思しき20歳くらいの男性の隣に座ることになりました。この方とは特に話しませんでしたね。最初にシートベルトが上手く操作できず困っている彼に、声をかけた以外には——

結果的にはツアーを選んだことでとても楽でした。先ほど挙げた交通面もさることながら、添乗員さんの説明や案内なども丁寧かつ面白くてよかったです。欲を言えば、もう少し安くなってくれると良かったのですが…払った金額には見合わなかったような気がします。

 

バスに乗っていたら、雨が降ってきて絶望しました。予報を恨むとともに、九份十分では雨が降らないよう祈るばかり。

予定が若干変わり、まずは十分から。何を書こうか全く決めていなかったので悩みましたが、とりあえず願望をいろいろと。健康でいたい、残り3日楽しく旅行したい、量子力学有機化学完全に理解したい。

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雨は無事上がってくれました。やはり灯篭上げはひとりだと少し寂しいです。今度来るとしたら誰かと一緒にでしょう。家族か、恋人か、未来の家族か。この文章を英訳するとしたら仮定法になるでしょうね。

灯篭上げが終わったころには残り10分だったので、大人しくアクセサリーのようなものを購入していました。するとあたりが騒がしい。なんだなんだとレジのおばちゃんに買ったものを預け見に行くと、ちょうど電車が来ていました。調べてみると分かり易いのですが、十分の真ん中を通る線路には柵などと言ったものはありません。目の前を走り抜ける列車に、鉄オタではない僕も流石に興奮します。

帰り際に、線路の様子を見てみました。枕木なんてなかった。埋まってた。

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いや実際、あれだけ観光客に踏まれていたら線路がダメになってしまいそうなのですが、大丈夫なんでしょうか。某ゲームで線路に着陸しようとしていた軽量小型機に対して枕木やバラストの心配をあれだけしていた彼女も、これには顔面蒼白でしょう。

 

続いて九份。もう夜遅くなので、人もそこまで多くないように感じました。

添乗員さんに出店をそこまでおすすめされず、むしろdiscourageしてきていたので、行く気が失せ、大人しく定番の阿妹茶樓に入りました。ここは千と千尋の神隠しのモデルになったと噂されるお店なのですが、あまりよく分かりませんでした。そもそも映画をしっかりみたことが無いんですよね。ジブリはトトロ以外あまり見たことが無くて…

茶菓子を出され、店員さんにお茶の淹れかたを教わりました。いろいろ手順が長かったですが、実際に僕のすることは殆どなく、お湯を入れて待つだけです。

美味しいお茶と茶菓子、そして芥川。至高の時間です。

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とはいえ時間の制約があるのがツアー。30分以上のんびりした後で、惜しみつつも席を立ち、出店へ向かいました。このとき時間20時過ぎ。

階段を上った途中に出店の多い道があるとのことだったのですが、最初は見逃してしまいました。ちなみに一番上には小学校があり、その周辺には現地の人が暮らしています。

ゆっくり降りていくとお目当ての道を発見。しかし、どうにも静か。それもそのはず、大半の店はすでに店じまいをしてしまったのです。念のため端から端まで歩きましたが、9割以上が閉まっていてとても残念でした。なんでツアーは先に九份にしないんですかね…

下りながらの階段の光景は、やはり前評判通り。夜の暗がりに浮かぶ赤提灯、人、シャッター。幻想的な光景だったと思います。しかし写真にはうまく収まりませんでした。難しい。

 

以上、ツアー。

龍山寺のところで、「観光地」ではない、と話しましたが、こっちは逆に完全に観光地でした。定番の観光スポットなだけあり、人が多く訪れ、現地の様相もそれに合わせて変化してしまった印象を受けました。や、もしかしたらツアーで訪れたからそういうバイアスがかかっていたのかもしれませんが。

次にこちらに来るなら、1日かけて、自分で電車で訪れるのが良いかもしれませんね。近くには猫の街もあるので、そちらにも訪れたい。

或いは年に一度の灯篭上げのお祭りに行くとか。

 

士林夜市

 台北最大の夜市と名高い士林夜市。実際、今回訪れた中では圧倒的な規模でした。

 

まずは地下にある食品街。美食市场だったっけなぁ、覚えてませんが。二週くらいして色々なお店を回る。

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金玉。

悩んだ末に、怪しげなものに挑戦しようと意気込み、臭豆腐とアヒルの血を注文。

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臭豆腐。臭いは馬糞。口に入れた瞬間、強烈な臭気が実体となり中から押し出してくるような、僕の脳が悲鳴を上げ本能的に嚥下を拒否するような、恐ろしい感覚。豆腐自体の味は悪くない。例えるなら、美味しい豆腐に馬糞を塗り付け揚げたような料理。耐え切れずコーラを注文。神はここにあり。半分残した。

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続いてアヒルの血。頼む前は、スープみたいに出てくるのかな?と思っていましたが、「糕」という文字を見つけ、ようやく固めた血であることに気付く。味は悪くないけれども、生理的嫌悪と、衛生面への不安が壮絶。あのときは、血を固めて食べるなんてなんとも罪深い料理ではないかと思っていましたが、肉を食べるにしたって全身を切り刻むわけですし、そもそも命を奪っている時点で罪深さに違いなぞありませんでしたね。人間は罪深い動物です。半分残した。

 

もうこりごりなので、コーラを飲み干し店を出る。尿意を感じてトイレに行くと、そこには裸単騎でジュンイチローから点を奪い取ったタイゾーのようなおっさんがいました。よく見てみるとそれはCondom Vending Machine。迷わず購入。

今も自宅にあるのですが、付ける機会もなく、仮にあったにせよこんなものに僕の人生を賭けたくない上、そもそも付けたくないのでこのまま放置される気がします。欲しい人、いますか?

 

地上に戻る。るるぶで大きく取り上げられ、家族にも勧められた巨大フライドチキンを注文。

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でかい。僕の顔くらいある。味もなかなか良い。少なくとも前者2つよりかはよっぽどマシ。ファミチキの相似比3倍くらいの図形を思い浮かべると分かり易いと思う。値段はおよそ300円なので、とてもお得。

 

 あとはただただぶらついていました。えっちな店見つけたり、豚の丸焼き見つけたり、有名チェーン見つけたり、極度乾燥(しなさい)のパチモン見つけたり。そんなわけで何時間か潰し、ホテルに戻るべく駅に向かいます。

向かえません。

ありません。

え?

まずい。

駅がない。

迷子?

迷子。

まずい。

とにかく歩く。歩けば何かわかるはず。

分からない。

終電の時間も分からない。

現地の人に聞く。

中国語が通じない。站の発音が下手だったんだと思う。

困る。

困った。

とりあえず夜市に戻る。

時間は23:20。本当にまずい。

仕方がないので、チートアイテムを使う。

Compass

スマホを使うのは屈辱だが、仕方がない。

あくまであっているかの確認のためだけのつもり。

つもりだった。

違う。

僕はNを向いているはずだった。どうしてコンパスはSを向く?

どちらかが間違っている。どちらかが?——しかしどちらが間違っているかなど問うまでもないことだった。

 

はい、北と南を間違えていました。

ごめんなさい。

逆に進んだらちゃんと駅がありました。

 

帰宅

そんなわけで無事(?)帰宅。

この日飲んだのは、氷結のシャルドネスパークリング。

ジュースやん。アルコール5%というのが信じられない。ジュースとして出されても全く気付かない程度にはジュース。驚きと同時に、飲み会とかあったら絶対に飲みすぎてしまうだろうという恐怖を覚えました。怖い。

楽しく飲めたけど、酔った感覚は来ない。ただタイピングの精度が明らかに下がっていたので、多分酔っていたんだと思う。

 

ちなみにこの日歩いた距離は、32918歩、21.7km相当です。

最高記録。歩き倒した。

おやすみなさい。

 

3/17(日)

おはようございます。

今日は朝食は外で食べるので、汚職事件は珈琲に消えました。

 

金峰鲁肉饭(朝食)

鲁肉饭が美味しい有名なお店だということで、朝から訪れることに。

駅を出てすぐのところにありました。

席に着き、メニューを見ていると、お目当てのもの以外にも、気になるものがいくつも。店員さんにこれはなんだと尋ねると、日本語メニューを出してくれました。感謝しつつ選んでいく、が、この人間、失敗から学ぶということを知らない。鲁肉饭と共に頼むは豚の脳みそスープ。朝からよくこんなものを食べようと思うよね。

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まずは鲁肉饭。うん、美味い。濃いめの味で、ガツガツ食べられる。しかもとんでもなく安いので、コスパは最高だと思う。いろいろなお店を食べ比べたいところ。

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次に豚の脳みそ。スープは香辛料が効いていて独特な味。脳みそは柔らかく、口に入れて舌で潰すと口いっぱいに脳みその味が広がる。そういえば他の生命体の内臓を食べるとその部位が良くなるんでしたっけ。頭が良くなるといいなぁ。

総合して大変美味しかったです。良い朝食だった。

中正記念堂

近くにあるは中正記念堂。蒋介石の功績を記念して建てられたらしいですが、僕は残念ながら歴史には明るくないので、彼のことは大まかにしか知りません。

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まず気が付くのは、その施設の大きさ。門も、建物も、広場も、彼の像も、とにかく大きい。中華圏のスケールの大きさを実感しました。

残念ながら僕は展示品に対して言葉の限りを尽くして説明し感動を伝えるといったことが苦手ですし、そもそもそこまで感情の変化が大きくないので、展示物に関しては相当省略させていただきます。ゆるしてにゃん。

建物の中に入ると、彼の像があります。そして大勢の人もいます。僕はひねくれているので彼の像を撮る前にまず彼の像を撮る観光客を撮りました。おえーと思いつつ進んでいくと、衛兵さん(?)がいます。噂では微動だにしないとのことで、実際殆ど静止していたのですが、たまにピクッと動くのが人間味があって好きです。ちょうど進んだあたりで、なにやら衛兵さんに動きが。もしかして交代式かな?と思い至ります。特に狙っていったと言う訳ではないのですが、せっかくの機会なので見に行くことにしました。

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ピシパシ動く姿も好きですが、ちょっとミスしている姿の方が好きです。ミスしてました。かわいい。

 

台北101地下食品街(昼食)

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いろいろ揃ってます。本当は台北101に上る予定だったのですが、残念ながら曇天だったので、また後で晴れたら上ることにして、昼ご飯を食べました。

鼎泰豐(小籠包など)

言わずと知れた小籠包の名店。

60分待ちと言われましたが、30~40分ほどで入れました。その間もショッピングモールを眺めてたので、実質待ち時間0です。

中に入って見えたのは、ひたすら小籠包を作る職人さんたち。ぜひ一度見てみてほしい。面白いので。

メニューには色々あった。本当はご飯の上に豚肉が乗っかったやつを頼もうかと思ったけれども、近くに見えた鶏の紹興酒漬けがおいしそうだったのでそちらをチョイス。

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まずは小籠包5個入り。店員さんがたれを作ってくれたので、言われたとおりの手順で食べます。美味い。旨い。昨日食べたものとは段違いでうまい。やはり有名店だなぁと実感しました。

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ところでたれの作り方、日本版と中国語・英語版で若干違うんですよね。前者は酢と醤油を3:1で混ぜるようにと書かれているのですが、後者ではお好きな分量で混ぜるようにと書かれています。観光客向けのゆとり仕様、なのかな?

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続いて鶏の紹興酒漬け。酒だ。酒が強い。個人的には料理酒みたいなノリでアルコール分を飛ばしているのかな、と思っていたのですが、もしかしてそうではないのかも。冷たかったうえ、味も相当強い。お酒の味に慣れている人なら良いのかもしれないけれども、個人的にはちょっと残念。や、美味しいんだけれども、これに300元以上払ったのは少し悔しい。

まあそれでも、二つとも美味しくいただけたので満足です。

店名不明(豆花)

同じフードコートで、台湾定番のデザート豆花を食べます。

英語で話してくれましたが、どうにも聞き取りづらかったです。

味はあずき。困ったらこの味にすれば間違いないと勝手に思っています。

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うん、美味しい。Coldで注文したのですが、気温も相まってパクパクいけます。あっという間に完食。

国父記念館

少し歩くとこんな建物があります。こちらは孫文さんの記念館。

中正記念堂よりかはもちろん小さかったですが、それでも十分大きい。展示物も日本語でも書かれていたので、分かり易く楽しめました。

こちらでも衛兵さんの交代式が行われるそうなのですが、まだ時間がかかりそうなのでいいや、と次へ。

アイスモンスター(かき氷)

大きなショッピングセンターの中に入っている有名かき氷店。昨日に続いてマンゴー味を注文。

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やはり大きい。こちらは昨日に比べ果肉が多い印象。ただ、味としては昨日の方が好みかなぁ。かき氷は食べきりましたが、少しアレルギーが怪しくなってきたので、果実は半分ほど残すことにしました。

アレルギー、よく分からないんですよね。マンゴーは今非常にグレーなラインで、体調が良ければ食べられるといった感じなので、今回それなりに食べられたのはラッキーでした。もちろん本当は全部食べたかったのですが…

誠品 信義店

ひっろーい!

いろいろなお店がそろってる建物です。ただ、いまいちピンとくるものが見つからず断念…

日本からの輸入品が結構多いんですよね。しかもそれを主力商品にしているから、なかなかここでこそという商品が見つからない。ここで買うなら日本で買います、という感じ。

書店はなかなかお洒落でした。時間があればもう少しあそこに居たかった。

新光三越

有名なパイナップルケーキ屋さんが入っているという情報を聞いたのですが、いまいちどこにあるのか分かりませんでした。こういう時にインターネットが使えたら便利なんですがね。まあそれを使わないというのが今回決めたルールなので仕方がない。

誠品生活

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お洒落ショップ。

なんだかいろいろ売ってます。そうだなぁ、吉祥寺駅から出て真っすぐ進むと、パンケーキ屋とか入っている建物があるじゃないですか。あんな感じで、食べ物だったり雑貨だったり売っていました。

某動画でここをお勧めしていたので行ってみたのですが、どうにも良いのが見つからない。お洒落な雑貨があることは事実ですが、台湾でそれを買う必要性を感じません。台湾に来たからには台湾らしいものにお金を使いたいのです。

そんなわけで、食料をいくつか購入して、あと自分用に上質なノートを購入して終了。かけた時間の割には得るものが少なく、個人的にはここが今回の旅行の最大の反省点。

台北101

戻ってきました。

時刻は17:30。そろそろ夜景が見れる頃です。18:00入場開始の券を買い、先述の食品街でタピオカミルクティーを飲みながら時間を潰します。

入場を開始してからもまだまだ時間はかかります。ようやくエレベーターに乗れたのは18:20くらいだったでしょうか。このエレベーター、どうやらとても速いものらしく、実際僕の感じる加速度は相当なものでした。

1分ほどで着いたは89階。いよいよ絶景とご対面。

 

…のはずでした。

まだ絶妙に暗くなっていない時間帯、地を覆う分厚い雲、ただ僕の見えたのは白く広がる靄のみ。最悪です。

念のため屋外展望台にも行ってみましたが、何も変わらず。雨もパラパラ降っており、非常に険しい気持ちになりました。

とりあえず、2000円も払ったからには何が何でも見てやると意気込み、とりあえず店とかを見ることに。なかなか良さげなものが多かったけど、いかんせん高い。マグカップを一つ購入し、ターンエンド。

あと、ウインドダンパーも見に行きました。風とか地震とかで揺れた際に、衝撃を吸収してくれるもので、最大規模らしいです。テレビでは最も揺れた時の状態とかを放映していましたが、あんなに大きい球が150cmも動くだなんて想像がつきません。

さて、時間は19時近く。下を見ると、ちらほらと明かりが見えます。だんだんと夜の雰囲気が出てくる様子を眺めていると、突然、本当に突然、視界が開け、飛び込んできたのは美しい夜景。眼下に広がる台北市、大きな建造物、それらの輪郭が光として飛び込んできたあの光景は、忘れられないものの一つです。まだ雲の中で、すぐに見えなくなり、また見え、また見えなくなり、を繰り返していましたが、そんな中でも十分に夜景を満喫することが出来ました。

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降りようと88階に向かうと、そこにはサンゴを使った芸術品がいくつも飾られていました。とてももとがサンゴだったとは思えない、美しい造形の数々に、これだけでも十分に見る価値はあると感じました。

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いろいろ盛り沢山なので、台北101はなかなか良いと思います。

華西街観光夜市など

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 昨日の下見から一日ぶり、再度やってきましたのは怪しげな夜市。朝は普通の道路だったところに屋台が立ち並び、まったく違う様相を呈しています。

金代山產藥膳坊

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お目当てはここ。

店頭には大きな蛇と、そいつらの餌のラットたちが飼われています。美味しそう。

 

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店主さんは日本語のできる方でした。勝手な想像ですが、観光客の為に練習したというよりかは、日本統治時代の名残だと思っています。彼の年(見た目)や、流暢さをみた感じ。或いは日本に住んでいた経験もあるのかもしれません。今度聞いてみようっと。

こういうとき、急に日本語で話しかけられても逆に困っちゃうんですよね。完全に外国語想定で話すので、咄嗟に出てしまうのは英語ですし、日本語で話すには心理的ハードルが高かったりします。不思議な感覚。

「何が好き?海老スープ?」(日本語)と聞かれたので、「蛇に挑戦したくって…」(英語)と返事をすると、「あぁ、そう…」(日本語)と言い、裏へと帰っていきました。そうしてすぐに運ばれてきたのは蛇のイロイロ。

378.hatenablog.com

この記事に分かり易く書いてあるので、気になったら見てみると良いと思う。僕は写真を取り損ねた。

蛇の血がフルーティで美味しかった。いろいろ混ぜていくとだんだん味が変化していって、毒を入れた時には結構味が刺々しくなったけど、それでも嫌な味ではない。味わったことのない不思議な感覚を楽しみながら、飲み干しました。

蛇のスープも、これまた美味しい。ただし、蛇の身は微妙だった。味は悪くない。しかし骨が多すぎる。食べ辛くて、肝心の味が分かりにくかった。

ただ蛇を食べられたというのは貴重な経験で普通に美味だったし、台湾旅行の大きな目的の一つを達成できたので大満足です。

阿宗麺線

ツイッタで教えてもらったお店。昨日も来た西門街、再び。

列、分かりづらかった。もしかしたら横入りをしてしまったかもしれない。そうだとしたら本当に申し訳ない。

「小的」と言って、小サイズを注文。店員さんのよそり方が面白い。

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味は素晴らしい。鰹がよく効いたスープに、麺とモツがたまらない。最高。

こんなのを見つけた。

葱油餅

最初華西街観光夜市ですごい行列ができている店を見つけたんだけれども、あまりに時間がかかりそうだったので断念していた。すると、さっきの麺線屋の目の前に屋台を発見。値段は少し高かったけれども、食欲には勝てなかったよ…

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下手に味を付けるのも嫌で、卵を乗っけるのはアレルギーが心配で、一番シンプルなものを注文。早速食す。美味しい。もちもち。めっちゃ美味しい。あとで調べてみたら何個かブログにも紹介されてて、どうやらとても人気の商品らしい。僕はそんなこと知らなかったけれども、ともかく本当に美味しい。旅先での出会いってやつだ。こういうのがあるから楽しい。

帰宅

今日のお酒はなんか美味しそうだった葡萄ジュース。

これまた全くアルコールの感じがしないです。

あまり酔いもせず、普通に寝ました。

ちなみに今日は22.9km、34097歩。

 おやすみ諸君。

 

3/18(月)

 おはよう諸君。

この日の計画、実は元のよりも大胆に変更しました。本当はこの日に小籠包を食べる予定だったのですが、既に食べちゃってるからね。でもこういうときに簡単に予定変更が出来るのは本当に良いね。一人万歳。

今日も今日とて朝食は外食。ベッドの寝心地が悪いせいか、アルコールのせいかは知らないけれども、眠りが浅いので簡単に起きることが出来る。

喜多士(朝食?)

歩いて向かうはホテルから2kmくらい離れている朝食屋さん。旅行動画でこの朝食屋さんを使っているのを見つけ、他の有名どこと比較してもここが一番近かったため選択。

 

ところで僕が日付表記にわざわざ曜日を入れてるのどうしてだと思いますか?実は或曜日は定休日のお店が多いんですよ。月曜日なんですけれども。

 

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はい。

うーん。

困りましたね。

朝食が無くなりました。

無くなってしまったものは仕方ない、明日来ようと、次の観光へ。

行天宫

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喜多士のすぐ近くにあるお寺?のような場所。門をくぐると、スピーカーからお経のようなものが聞こえてきます。内側の門もくぐると、経典を読む一般人、或人は立ち、或人は跪き、祈りを奉げる人々、そして彼等の前には、先ほどの声の主、休む間もなくお経を唱え続けるお坊さん。ここは観光スポットというよりも完全に地域に根差した場所でした。お参りの仕方も分からないので、他の人に合わせてお辞儀をしていましたが、ここ確か商売繁盛のところなんですよね。僕は商売をしていないので…

ともあれ、龍山寺に続き、この地方の人々の生活の一面を見る良い経験になりました。

こういうところを見るのが一番楽しい。

活泉(足つぼ)

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行天宮のすぐ近く、マッサージ店です。全身にするか、足だけにするか悩みましたが、時間や費用と相談した結果足つぼのみ。

足湯に浸かりながら肩や背中をマッサージしてくれたのですが、僕はどうやらこういうのに向いていなさそう。くすぐったいのかどうかは僕自身あまり良く分からないのですが、すぐ力んでしまいます。こういうのを解消するためのマッサージ、という見方も出来るのかもしれませんが。

その後は足つぼを押してもらったのですが、前評判ほど痛くはない。少し期待外れなところもありましたが、それでも痛いところは痛かったので、少しでも効いていてくれたらうれしいなぁと思います。

足の疲れをとるため、という目的もあったのですが、どうせこの日も歩き倒したので大して意味はありませんでした。

お茶屋さん

名前は忘れた。林さんのお店が二つ。

600gで600元のお茶を、計300g購入しました。東方美人と、なんだっけ、凍りそうな感じのやつ。

この時は、お茶の葉は高いなぁと思っていたのですが、冷静に考えるとLUPICIAとかで売られている茶葉って50g600円とかしましたね。こっちよりよっぽど高い。そう考えるともう少し高いお茶を買っても良かったのかもしれませんが、いかんせん両替した現金が底を尽きそうだったので結果的にはこれで正解でした。

馒头

お茶屋さんから駅に向かう途中で、軽食を売ってる店がありました。どうせすぐ昼ご飯だからと悩んだのですが、せっかくなので買っていくことに。

馒头という単語、キクタンでちょうど出てきていたんです。この単語、和訳が「マントウ」なんですが、それくらい音を聴けばサルでもわかりますよね。和訳の意味を問いたい。

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肝心の食品ですが、シンプルなパンと言った感じ。砂糖か何かでほのかに甘くなっています。結構大きいのでこれだけで全部食べるのは少し大変だなとは思いましたが、11元(40円)という値段を考えると十分です。

韩记

るるぶに載っていたお店@東門。山椒を効かせた激辛ラーメンらしい。激辛ラーメンと聞いては黙っちゃいられませんね。完全に寄り道になってしまうけれども、頑張って向かう。

ここにも日本語を話せるスタッフがいた。ついでに日本語のメニューも渡された。

辛さは小(これでも十分辛いらしい)。そしてなんとここではトッピングにアヒルの血を入れているらしい。そんなに流行りなのか?このメニューは。一昨日のリベンジを兼ねて、挑戦。頼むときに「アヒルの血入ってるけれども大丈夫?」と聞かれた。だったら最初から入れなくてもいいのでは?

待っていると店員さんに、「取り放題のスープがあるよ」と言われた。中にはグリンピースのようなものがたくさん入っている。

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一口。甘い。まるでお汁粉。だがそのあとに豆の味が来る。多少青臭いと感じるが、決して嫌な感じではない。むしろただ甘いだけよりよっぽど良い。あっという間に飲んでしまった。

そうこうしている間に頼んだものが到着。おお、本当にアヒルの血がたくさん入ってる。スープもいい色で、値段の割には量が多い。いただきます。

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これは僕の完全な失敗なんだけれども、辛さにもいろいろな種類があるのよね。中本のような恐らく唐辛子系の辛さと、ここのような山椒系の辛さ。山椒の辛さは、後にスーッと来る爽快感があるんだけれども、僕はその感覚がどうにも好きになれなかった。残念。

これは別にお店がどうこうという話ではなくて、僕の好みの問題。多分山椒の辛さが大丈夫な人であれば、とても美味しくいただけるはず。

台灣一品

山椒ラーメンを食べて相当腹も膨れたのだが、まだ食べなくてはならないものがある。生地を刀で削って麺を作るヤツ。もちもち感がたまらないらしい。

るるぶには別のお店が紹介されていたんだけれども、この店の店頭の看板を見てついこっちにしてしまった。

選ぶメニューは決まっているので早速注文。すぐに届いた。もちもち麺と、トマト入りのスープ、そして牛肉。

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旨い。本当にうまい。びっくりした。声が出そうになった。想像以上にもちもちしてる。その麺とトマトの相性がたまらない。麺。麺。スープ。たまに牛肉。どれもが美味しく、既にあった満腹感を忘れさせてくれた。あっという間に完食。

ところでこれを食べている最中で舌を思いっきり噛んでしまったので、トマトとは別の理由で赤いスープになった。

芒果皇帝

有名なかき氷屋さん。でも僕はかき氷を食べに来たわけではない。もともとお腹はいっぱいだったし、夜にも食べる予定があるから。そんなに食ってたら腹を壊してしまう。タピオカミルクティーをお願いした。

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相変わらずの量。蓋を閉めてから中身を入れているのか、強くつかむと接続部から液が漏れてしまう。仕方がないので机に置いたまま一口。うん、美味い。特にいうことはない。

本当はかき氷食べたかったなぁ。今度食べよう。

金龍芸品

なにか良いお土産屋さんないかなぁと思っていたら、2日目のツアーの集合場所がお土産屋さんであることを思い出した。早速向かう。

ここはもう完全に日本でした。日本語が普通に通じてしまう。少し残念。いろいろ試食はできたので、たくさん食べつつ、最終的にドライマンゴーを購入。パイナップルケーキは空港で買うのでね。

故宮博物院

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有名な場所ですね。観光の定番スポットらしい。

年末、NHK象牙多層球の番組がやっていたんですよね。そのころはそれがどこにあるかなぞ何も知らず、ただ響きの面白さにツイートを繰り返していたのですが、どうやらその象牙多層球がここにあるらしい。それだけで、ここに行くことを決めました。

他にも、白菜とか肉の石とかいろいろあるらしい。期待大。

アクセスがちと不便で、駅から遠い。従って、駅からバスで行く必要があります。が、これが曲者。乗ったは良いものの、どこで降りればよいかが分からない。バスの良い点悪い点については後述しますが、少なくとも故宮博物院に行く際には適当なバスでなく紅30を選んだ方が良いです。

で、回りました。

以前フェルメール展に行った同クラが、こんなことをツイートしていました。予備知識なしで行ったことをめっちゃ後悔していると。その気持ちがこの時少し分かりました。

とてもたくさんの作品が並んでいます。多分すごい作品なんだろうなァとは思うのですが、肝心のそのすごさが僕にはあまり伝わってこないのです。その点については少し反省。

象牙多層球は無事に見れました。近くで見れば見るほど、これが本当にそんな作られ方をしているとは思えない仕上がりです。

有名作品の二つ——白菜と肉の石——は、残念ながら見れませんでした。前者は台中の兄妹博物館に展示中、後者はなんとアメリカに出張中です。びっくり。下調べをもう少しするべきでしたね。

さて、僕は予備知識を得なかったことを彼ほど後悔しているわけではありません。理由はいろいろですが、まあそんなことは別にいいのです。僕の中で納得してさえいれば。

士林夜市

バスで士林駅へ。するとそこで、日本人老夫婦から声をかけられました。彼等も士林夜市に向かうところだったらしく、一緒に歩くことに。

彼等もスマホの類は持っていなかったらしく、一緒に道に迷いながらなんとかたどり着けました。楽しかった。

にしても、素敵な夫婦でした。

ああいうふうにアクティブに活動できるような人生を送りたいなぁ。

辛發亭(かき氷)

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今日のお目当てはここ。

今や台湾の名物の一つとなったかき氷ですが、その発祥はどうやらここらしいです。

大人しくおすすめの抹茶かき氷を注文。家族経営なんですかね?若い人2人とおじちゃんおばちゃんで経営してました。

うん、美味しい。所謂有名店のようなふわふわ感とまではいかないけれども、それでも十分美味しい。これで80元なので、結構お得。満足しました。

大饼包小饼

空腹感はまだ多少あったので、地下街へ。本当はホットドッグ風のものを食べたかったんですけれども、月曜は定休日の原則にもれず休みだったので、代わりに名前の似ているこれを選びました。

作り方が面白い。バンバン叩く。うまく口では言えないけど、パイ生地で包んだ中身をバンバン叩く。ピーナッツ味を注文したけれども、美味しかった。

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寧夏夜市

せっかくだしここも寄ってみようと思って。

歩いていると、前に制服姿の女子高生を発見。日本語を話しているので、多分修学旅行ででも来たんでしょう。他の施設でも何組か高校生を見かけました。にしても、夜市に制服で来るってどうなんでしょう。治安面でもそうですが、制服に臭豆腐の臭いが染みつくのは流石にかわいそうと言わざるを得ない。

いろいろ回ってみましたが、あまりピンとくるものがなかったので退散。

遼寧街夜市

ホテル近くの夜市です。

ここは観光客向けのものではなく、完全に地元の人たちでにぎわう感じでした。アクセスも悪かったけれども、一番素の姿が見えた気はしました。

鵝肉城

ガチョウ肉専門店です。

店主さんと必死に中国語で話をしたのですが、あちらの方がとんでもない勢いで話してくるのでなにも分かりませんでした。

とりあえず我想吃鹅肉と叫んだ後に、あちらの方が「1つ?2つ?」と聞いてきたので2つ!と答え(当然中国語)、支払いに戸惑いつつも何とか購入。このころになると金額はそれなりに聞き取れるようになってきました。

持ち帰り、ホテルで食します。お供となるお酒は、台湾ビールの葡萄味。

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まずはガチョウから。…美味い。本当に美味い。ジューシーさ、濃厚な味、全てが完璧。僕の文章力の無さが悔やまれる。そしてビールもよく合う。フルーツビールだとビール特有の渋みが大分軽減されて飲みやすくなっており、僕でも楽しみながらこれらを食することが出来ました。

やー、最高の気分。残ったビールを飲みながら明日の飛行機とかお土産とか朝食とか確認しつつ、寝床に。

今日は21.9km、31548歩。

おやすみなさい。

 

3/19(火)

おはようございます。

喜多士(朝食)

リベンジ。

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流石に今日は開いていました。開いていなかったら絶望して帰国しないところだった…

中に入るとメニューを渡されます。僕が参考にした動画はちょうど1年前くらいのものだったんだけれども、その時と随分様子が違いました。メニュー表も日本語表記が追加されていたし、容器も変わっていました。

箸が割り箸の個包装になっている食事処は初めてだったかもしれない。

大人しく、動画通りに注文してみた。豆乳のようなものと、卵焼きをパイ生地で包んだようなもの。

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前者はとてもやさしい味。これまで散々味の濃いものを食べていた分、朝食はこういうのが良いのかもな、と思いました。動画を真似して、ソースをかけてみたけれども、こちらの方が美味しいかも。

後者は、もう本当に美味しい。リピートしたい。とにかく美味しかった。ぜひ。

馒头を一つ、おやつ用に持ち帰りです。

空港へ

もう時間がないので、空港に向かいます。

疲れたので全然出かけられなかった。

この後食事券つかってコーヒーを飲んで、チェックアウト。空港へ向かいます。

 

さて、台北駅で乗り放題券をかざすと、なんとゲートを通れません。何度やってもダメ。係員さんに聞いてみて、ようやく理由が分かりました。この券はあくまで台北市内乗り放題券であり、空港行きのMRTは市外になってしまうから使えないとのこと。

うーん、せっかく空港までの道のりが得できるからと購入したのに、数百円を無駄にした気分です。悲しいですね。

皆さんがどんなイメージを中国に持っているかわかりませんが、僕の持っているイメージそのままの光景が広がっていました。気になる人は乗ってみよう。

 

空港では、微熱山丘という有名なパイナップルケーキをいくつか購入しました。まだ食べていないけれども、きっとおいしいんだと思います。

追記:食べました。他のはパイナップルが完全にペースト状になってる気がするのですが、これは全然違いました。パイナップルが残っている。食べ応えが全然違う。他のより少し高かったけれども、全然アリです。買う人は、新光三越などのその場で食べられるお店に行くと良いかもしれません。空港の支店では、10個入りを買うだけしかできず、試食もなにもできませんでした。

 

機内

隣の人は中国人のカップル。この人たち、食事が来ると運んでくれたり、荷物を下ろすのを手伝ってくれたりして、本当にありがたい。飛行機を降りてから改めてお礼を言いに行ったけれども、良い人だった。最後のGood Byeの笑顔がとても明るい。

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機内食はBeef。またもやハーゲンダッツ。美味しい。キャセイだからなのかな?行き帰り共に機内食がとても美味しかった。一番安かったからという理由で選んだけれども、ここの航空会社で本当によかった。

ドリンクを一緒に貰えるので、白ワインを貰った。本当は赤ワインを飲んでみたかったのだが、飛行機の音でうまく会話が出来なかった。うむ、美味しい。そのあとなにやら手足がおぼつかなかったので、多分少し酔っていたんだと思う。

 

何はともあれ無事着地。

入国のスタンプ押してもらうところで日本人相手に思いっきりThank You!って言っちゃったのすごく恥ずかしい。日本のパスポート出したから僕が日本語話者だって向こうも知っているはずなのに。

飛行機が大分遅れていたので、早めに家に帰る。

 

そんなわけで、5日間での徒歩移動距離86.3km、126793歩にわたる旅は終了。

インターネットの常に通じる環境にいまいち慣れない。電車の中で飲み物を飲める環境に慣れない。日本語が第一言語として話される環境に慣れない。 

そんなことを当日は思ってもいたものだが、3日経った今ではすっかりそんな感覚など忘れてしまった。5日間の付け焼刃なんてそういうものだ。

だからこそ、定期的にこういう経験をしたいな、とも思ったりした。普段の当たり前を当たり前では無くしてくれる、そんな経験を。

 

思ったこと

日本語が一種ブランド?

例えば日本の商品で、○○'s とかってあったら少しかっこいい感じがしますよね。え?しない?僕はします。多分日本では英語などの言語がある種ブランドのようなお洒落なものになっているのでしょう。それと同じことが、台湾でも起こっているのかなぁと思いました。代表例は極度乾燥(しなさい)ですね。それ以外にも、中国語の中で本来は「的」が入るだろうところに突然「の」が入ったり、或いは日本のチェーン店がそのまま日本語を引っ提げて開店していたり。日本語母語話者からすると違和感しか覚えませんが、中国語母語話者からするとそれらを良いと感じるんでしょうか。あくまで僕の勝手な想像ですが。

コンドーム

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駅のホームの広告に、大きくサガミとかオカモトとかの0.02mmが宣伝されていました。日本にもありましたっけ?僕は多分見たことがありませんが…。全然確証はありませんが、比較的そういう方面に明るいのかなぁとも。

ちなみにこれも、上で言った日本語云々の一例です。

適当さ

これは結構強く感じたこと。

あまり気を張って生きていると疲れちゃうもんね。

このくらいで仕事ができる、或いは仕事をするのが許される社会になってほしいなぁ。

僕はこの旅行中、常にセキュリティポーチに入れて持ち歩いていたものが3つありました。パスポート、財布、そして芥川。

ネットの無い一人旅において、本ほど僕に休息を与えてくれるものはありませんでした。電車の中、観光地の待ち時間、お茶屋さん、どんなところでもパッと取り出して読める、そんな存在。改めて本の偉大さを再確認しました。

芥川、晩年の作品が結構好きだったり。

MRTとバス

台湾の主な交通機関に、MRTとバスがあります。

 

MRTは大体日本の鉄道(主に地下鉄)と似たようなものなのですが、優れていると感じた点がいくつかあります。

まずはホームドア。恐らくすべての(少なくとも僕の訪れたすべての)駅にホームドアが整備されていました。当たり前にも思えますが、素晴らしいことのように感じました。

続いて、分かり易さ。台北では、もちろん例外もありますが、多くの路線が直交しています。さらに、各路線は色で区別されており、例えば電光掲示板の英語の案内にはGreen LineやOrange Lineのように書かれています(もちろん正式名称もあります)。そのため地理が把握しやすく、乗り換えも相当楽でした。直感的で分かり易い、良い表記だと思います。

最後に、値段。日本と比べると圧倒的に安いですね。まあ物価のせいもあるんでしょうが。気軽に利用できます。

ただ、飲食禁止に関しては少しやりすぎではないかと思いました。電車の中はまだ分かりますが、ホームまで飲食禁止というのはいささか厳しすぎるように感じます。この時期ならまだしも、夏とかは辛そうです。なにかこれを制定するに至る理由とかがあったんですかね?

あと、揺れや加速度はこちらの方が大きかったです。立っている時にはしっかり捕まっていないとすぐ体が振られてしまいます。

ただ、それらの点を差し引いても、とても良いサービスだと感じました。

 

バスも有力な交通機関の一つです。日本だとそこまで主力ではありませんが、ここでは随分と役に立っているように思えました。

まず、運賃は市内一律15元(およそ60円)です。その安さもさることながら、一律料金なので、支払いは乗る際にのみすればよく、また多くの人がカードを持っているので、大変スムーズに運行していました。

さらに、状況把握が大変行いやすかったです。バスにはそれぞれ番号が付けられており、バス停にはそこに止まるバスの番号と、その停留所全ての図がありました。さらに、あと何分くらいでバスが付くかの目安を表示する電光板が殆どのバス停にありました。つまり乗る際には、自分がどの番号のバスに乗るかを確認していれば、およその待ち時間を知ることができるのです。これは大変便利な機能だと感じました。

ただ、一部のバスは降車がとても不便です。地元民向けだったのでしょうか、アナウンスもなく、電光掲示板も(少なくとも僕の見る限り)無かったので、どのタイミングで降りたらよいのか全く分かりませんでした。

バスは今回たくさん使ったわけではないのであまり分かりませんが、それでも相違点や優れた点をいくつも発見できました。

一人旅たのしい

始めての一人旅だったんだけれども、想像以上に楽しめた。

第一に、自由さ。どこに行ってもいい、どんな計画を立ててもいい。

朝の行動開始時刻も選べるし、そこからここに行って、急に変更してここに行って、あそこに行って、結局20kmも歩いちゃって、そんな計画を立てても誰にも何も言われない。その分、楽しめるか否かは自分の下調べや決断にかかってくるわけだけれども。

今回の旅行では結局10万円ほど使ってしまったんだけれども、それだけのお金をかけるに値する経験だったと思う。来年もまたどこか海外に行きたいと強く思った。